高須院長「お金に換えられぬ日本の心」 天皇独白録落札

写真・図版「昭和天皇独白録」の原本とされる文書を落札した直後の高須克弥院長(本人提供)

米国での競売で「昭和天皇独白録」とされる文書を落札した美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が7日、取材に応じた。

高須院長によると、競売は6万6千ドルから始まり、終盤で1万ドル単位で一気に値段がつり上がった。「お金に換えられない日本の心。必ず落札すると決めていた」と高須氏。手に入れた文書は、昭和天皇のひ孫にあたる秋篠宮家の悠仁さま(11)に届けたいと考えたが、皇室経済法は皇族が多額の財産を譲り受けたり、ほかに譲ったりする場合には、国会の議決が必要としている。宮家に届けるのは難しいが「悠仁さまがご覧になれる場所に差し上げたい」と話す。

昭和天皇独白録」では、昭和天皇が皇族や閣僚らの個人名を挙げてやりとりを明かし、時に人物評を述べている。高須氏は「昭和天皇が人間的な方だったとわかる文書。ぜひ読んで頂きたいと思う」と語った。文書は1週間ほどで高須氏の手元に届くという。(中田絢子

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