東京駅「丸の内駅前広場」がオープン 整備に3年超
整備工事を終えたJR東京駅前の「丸の内駅前広場」=7日午前、東京都千代田区、恵原弘太郎撮影(広角レンズ使用)
JR東京駅前で工事が続けられてきた「丸の内駅前広場」(東京都千代田区)が7日、全面オープンした。広場は皇居へ続く行幸通りとの一体感を意識して、白を基調とする御影石で舗装。赤レンガ造りの丸の内駅舎を引き立てている。
JR東日本が2014年8月から東京都と整備を進めてきた。約1万9千平方メートルの敷地のうち、中央の約6500平方メートルを広場とし、その両側に路線バスやタクシーの乗り場を配置した。季節ごとに違った表情を楽しめるよう、サクラやモミジを植えた。夏には水を張るエリアを設け、涼やかに見せたいという。
小池邦彦駅長は「工事の間はご迷惑をおかけしたが、駅舎と調和し、行幸通りとの親和性もある素晴らしい広場ができた。通勤客、観光客の皆様に駅周辺も楽しんでいただきたい」と話した。(古城博隆)
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