トヨタとパナソニック、電気自動車向け電池で協業検討
トヨタ自動車とパナソニックは13日、電気自動車(EV)などに使う電池事業について協力の検討に入ったと発表した。価格や航続距離などEVの商品力を左右する車載用電池で連携を強め、競争力を高める。
角形リチウムイオン電池や全固体電池といった次世代電池のほか、資源調達やリサイクルでの協力も幅広く検討していく。
トヨタの豊田章男社長は13日、東京都内で記者会見し「車載用電池のさらなる進化と安定供給能力の確保は喫緊の課題。資源調達やリサイクルなども含め、幅広く具体的な協業を検討する」と述べた。
パナソニックは車載用電池の世界トップメーカーの一つ。トヨタのハイブリッド車向けに電池を供給してきた実績がある。米EVメーカー、テスラには円筒形電池を納入している。
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