「僕は凡人」山里亮太さん 学生寮で芸人宣言、退路断つ
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挑戦のすゝめ:山里亮太さん
テレビ、ラジオ、漫才……。幅広い舞台で活躍する南海キャンディーズの山里亮太さん。着実に前進する「山ちゃん」を支える原動力とは。
――テレビ、ラジオの番組などで引っ張りだこですね。「突っ込みの天才」とも呼ばれています。
「本当にありがたいですが僕は凡人です。天才は自分から面白いことが自然とわき出てくる人。僕のような凡人は、これを言ったら面白いだろうと考えたことを話している」
「本物の天才が創造しているお笑いの世界で、僕が前に進むには、努力するしかない。若いころはそんな必死さを仲間には隠しながら、漫才のネタをつくったり、路上ライブをしたり」
「幸いなことに、劇場やお笑い番組でレギュラーになるという『夢の設定』は出来上がっていました。努力を重ねれば、いつかは(明石家)さんまさんやダウンタウンさんのような『天才』との境界線もぼんやりしてくるのではないか――。そんなことを考えながら走ってきました」
「芸人になる」と宣言
――「努力」が挑戦の土台にあるんですね。
「はい。呼吸するように努力できたらいいな、と思っています。でも、生来のサボり症。逃げるための言い訳を思いつくのがすさまじく早い。挑戦から逃げ出さないようにと、自ら退路を断ってきました」
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