トヨタ元社長、豊田達郎さん死去 部品共通化など進める

写真・図版豊田達郎氏(トヨタ自動車提供)

 トヨタ自動車は6日、元社長の豊田達郎さんが2017年12月30日に肺炎で亡くなったと発表した。88歳だった。葬儀は近親者で行った。喪主は妻絢子(あやこ)さん。連絡先はトヨタ自動車トヨタインスティテュート(0565・28・2121)。お別れの会を後日、開く予定。

「発明王」豊田佐吉の孫で、トヨタ創業者、喜一郎の次男。現在の豊田章男社長はおいにあたる。副社長などを経て1992年に社長に就いた。兄の現名誉会長、章一郎さんの後任だった。

社長時代にはバブル崩壊による販売低迷や新車開発の費用膨張を背景に、部品の共通化などでコスト削減を進めた。日米自動車摩擦の解消にも取り組んだが、95年2月に高血圧症で倒れ、同8月に社長を退任した。

ASAHI.COM

 

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