クルマは相棒、大学自動車部では優勝も 皆川玲奈アナ
TBSアナウンサー 皆川玲奈さん
クルマって、どこにでも一緒に行く相棒だと思っています。自分だけの相棒でいてほしいから、ひとと同じは嫌ですね。ファッションと同じで、こだわりたい。でも、その感覚は、若い世代とはズレているかもしれません。
周りにはクルマはいらないという人が多いです。運転そのものがそもそも怖いし、維持費もかかりますから。以前は移動手段というだけでなく、ステータス、ファッションでもあり、それぞれにあこがれのクルマがあった。
私の父もそういう世代です。私は父のクルマに乗せてもらっては、「アクセル踏むとどうなるの?」とか、よく質問していたみたいです。18歳になって免許をとり、いざ運転してみたら、怖くて自宅の車庫にも入れられない。それで、単純に運転がうまくなりたいと、大学で自動車部に入ったんです。
ガレージの掃除からスタートでしたが、女性は2人で、2人いれば団体戦に出られるんです。ゴーカートの経験もほとんどないぐらいでしたが、そのぶん、練習すればするだけ上達したのかもしれません。女子団体戦では全日本総合杯で優勝したこともあります。
いまでも休日はディーラーを巡ったり、モーターショーに行ったり。街を歩いていて、特徴的なエンジン音が聞こえるのは楽しいですね。イタリア車のフィアットが特に好きなので、見かけると一日ハッピーになれます。
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