信越線の列車、移動を再開 乗客430人が一夜明かす

11日午後7時ごろ、JR信越線の普通列車(4両)が新潟県三条市内の東光寺―帯織駅間で積雪の影響で立ち往生した。列車は半日以上動けず乗客も車内に取り残されていたが、12日午前10時26分に移動を再開した。

同日早朝に家族らが車で迎えに来た一部の乗客が列車を降り始めたが、午前9時現在で約200人が車内に残っていた。JRは当初、約600人としていた乗客について、現場で確認したところ、約430人だったと発表した。

車内は暖房が機能しているものの、立ったまま待っている乗客もいた。12日午前0時すぎには、体調不良を訴えた中年男性1人が駆けつけた救急隊に担架で運び出された。JRは午前2時40分ごろに乗客に水を配り、同5時ごろには食料も届けたという。

JR東日本新潟支社によると、列車は雪をかき分けて進んでいたが、前部に徐々に雪が積もって動けなくなったという。周辺の道路も積雪が増えており、二次被害を防ぐため、バスやタクシーでの代替輸送も見合わせているという。

ASAHI.COM

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