航海当直中スマホゲーム・隊員に暴行…海自が懲戒処分に
海上自衛隊横須賀地方総監部は18日、無断欠勤や暴行などで男性隊員4人を懲戒処分にしたと発表した。
総監部によると、横須賀基地業務隊所属の海士隊員(23)=停職35日=は2016年11月10日、朝になっても隊に戻らず、同日夜に山梨県内で警察官に保護された。また、昨年7月に2日間、10~11月にも32日間、それぞれ無断欠勤した。海自の調べに対し、「以前から海上自衛隊を辞めたいと思い、懲戒免職になろうと思ってやった」と話しているという。
護衛艦「たかなみ」の20代の3等海曹=停職6日=は昨年5~6月、教官という立場にもかかわらず、複数の隊員に平手打ちをしたほか、木製バインダーで殴打するなどした。
また、護衛艦「やまぎり」の40代と30代の2等海曹=いずれも戒告=は昨年6月、航海中の当直勤務の際にスマートフォンでゲームをしたり、動画を見たりしていた。(前田基行)
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