北朝鮮選手、出場時間短く起用? アイホ南北合同チーム
2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪で韓国と合同チームを組む北朝鮮の女子アイスホッケー選手12人が、他競技の選手団に先駆けて25日に韓国入り。韓国代表の強化拠点の鎮川(ジンチョン)選手村で韓国の23人と合流した。練習に少しでも多くの時間をかけたいという意図だが、起用法は難しい。
韓国代表を率いるカナダ人のサラ・マリー監督は、北朝鮮選手の起用法に悩む。韓国と北朝鮮は昨年4月に世界選手権2部で対戦し、韓国が3―0で勝った。
各試合の登録は23人。20日に国際オリンピック委員会(IOC)で行われた会談で、北朝鮮選手を少なくとも、各試合で3人起用することが決まっている。
韓国が北朝鮮に合同チームを提案したことが明らかになった翌日の16日、「チームの戦い方を教えるのに1カ月はかかる。切迫した時期にこんな話が出てくること自体がショック」と本音を吐露していたマリー監督は、22日の記者会見で改めて、「実力に応じて起用する。(大会を通じて)12人全員を出すとは限らない」と強調した。
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