八角理事長が一連の不祥事陳謝 千秋楽恒例のあいさつで
中入り前、あいさつをする日本相撲協会の八角理事長(前列左から3人目)=関田航撮影
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は東京・国技館で開催中の大相撲初場所千秋楽の28日、恒例の協会あいさつを行い、昨秋に起こった元横綱日馬富士の傷害事件以降、立行司のセクハラ問題、過去の若手力士の傷害事件の発覚など、不祥事が続いたことについて陳謝した。
三役以上の関取を引き連れて土俵に上がった理事長は、「初めに」と断りを入れた上で「大相撲ファンの皆様には昨年末からご心配をおかけしており、おわび申し上げます。それらの問題については相撲協会は真剣に再発防止に取り組んで参ります」と続けた。
14日の初日のあいさつでは、一連の不祥事については全く触れていなかった。
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