絶景のウユニ塩湖、香川にも? 映えるのは月10日ほど
「インスタ映え」する写真を狙ってジャンプする若者たち=香川県三豊市、林紗記撮影
瀬戸内海に沈む夕日が美しい香川県三豊市の父母ケ浜(ちちぶがはま)に、カメラやスマートフォンを手にした人たちが続々と集まっている。跳んだり、はねたり。湖面に空や人を映す絶景で知られる「南米ボリビアのウユニ塩湖にそっくり」とSNSで話題になっている。
父母ケ浜は「日本の夕陽(ゆうひ)百選」の一つ。潮が引いて、砂浜に残された鏡のような潮だまりに鮮やかな夕焼けが映り、そばに立つと、水面の上にいるかのような写真を撮ることができる。そんな風景がインスタグラムやツイッターで紹介され、いまでは四国だけでなく関西や海外からも人が訪れる名所になっている。
ただ、絶景に出会えるのは干潮と日が沈む時刻が重なる時期に限られ、月に10日ほど。風で水面が波立っていてもダメだ。せっかく訪れたのにがっかり、という声もあり、三豊市観光交流局は昨年から、絶景と出会える時期や時間帯をホームページで紹介している。
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