ロシアのフィギュア選手、新潟で市民と交流 練習で合宿
平昌(ピョンチャン)五輪に向け、新潟市で合宿をしているロシアのフィギュアスケート選手が3日、同市の新潟アサヒアレックスアイスアリーナで市民らと交流した。男子シングルのミハイル・コリャダら3人が参加し、市民ら約120人と写真撮影を楽しんだ。
選手らは練習の合間を縫って交流した。県外から駆けつけたファンも。ロシア国旗や「ありがとう」とロシア語で書かれた手作りうちわを持参する参加者もいた。世界選手権2連覇中のエフゲニア・メドベージェワのファンという、市内の小学1年宇佐美凛花さん(7)は、スケート教室に通う仲間と参加。「めったに会えない選手を間近で見られてすごかった。幸せだった」と話した。この日は練習の一般公開もあり、市民らが練習を見守った。
合宿には、メドベージェワやグランプリ(GP)ファイナルを制したアリーナ・ザギトワら選手やコーチなど約30人が参加しており、五輪開催中もリンクを利用するという。
新潟市スポーツ振興課の渡辺剛課長は、「新潟市のリンクでしっかりトレーニングをして本番で活躍してほしい。市民にも選手との交流を通してスケートの良さを知ってほしい」と話した。
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