北朝鮮の応援団、脱北者が語る実態「将軍様を忘れるな」

平昌冬季五輪の南北合同チームの試合の観客席で注目を集めたのが、北朝鮮の女性主体の応援団だ。多くが芸術団の歌手らからの選抜とみられる。脱北した元芸術団員らは「北朝鮮では、どんな行動にも政治的な意味がある」といい、かつての状況を証言した。

1999年から2005年まで人民保安省(一般警察)の芸術団員だったハン・ソフィさんは、02年釜山アジア大会の応援団員に選抜された。

「南に応援に行く」とだけ伝えられた。「主体思想や将軍様を忘れてはならない」などと指示され、会話する場合は「住みやすい、良い生活をしている、体制は北が優れている」などと話すよう教え込まれた。

ASAHI.COM

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