ショーン×平野の頂上決戦、1点差「辛かった」ジャッジ

写真・図版優勝したショーン・ホワイト(左)と抱き合う銀メダルの平野歩夢=14日午後、フェニックス・スノーパーク、白井伸洋撮影

中井孝治の目

(14日、平昌五輪スノーボード男子ハーフパイプ)

まさに「世界最高峰」の名にふさわしい試合だった。今まで私が見てきたなかで1番レベルが高く、みんなかっこよかった。

平野歩夢(木下グループ)の2回目とショーン・ホワイト(米)の3回目で技の難度に差はほとんどない。ジャッジのことを悪くいうつもりはないが、2回目の平野の点数(95・25)は少し辛かったと思う。「ダブルコーク1440」(縦2回転、横4回転)を連続で入れ、ミスもまったくなかった。それで1回目のショーンと1点しか差がないのは、苦しかった。

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