石破氏9条私案「国防軍」から「自衛隊」に変更

憲法への自衛隊明記をめぐる自民党内の改憲議論で、9条2項削除論を掲げる石破茂・元幹事長の私案が明らかになった。2項を削除したうえで、9条の2を新設して「陸海空自衛隊を保持する」と明記する案。2012年の同党改憲草案で「国防軍」とした部分を変更している。

憲法改正推進本部は19日を締め切りとして、党所属国会議員に9条改正などの条文案を公募していた。

石破氏の私案は、12年草案が「議論の前提」と前置きしたうえで、その趣旨を踏まえた条文案を列挙。戦力不保持と交戦権の否認をうたった2項を削除して、9条の2を新設し、「我が国の独立と平和及び国民の安全と自由並びに国際社会の平和と安定を確保するため、陸海空自衛隊を保持する」との文言を盛り込んだ。

9条の2には、国会によるシビリアンコントロール(文民統制)や、「自衛隊の最高指揮官は、内閣総理大臣」とする規定なども明記した。

ASAHI.COM

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