危険ドラッグ36億円分を押収 アパートで保管の疑い
東京都練馬区のアパートで大量の危険ドラッグなどを販売目的で保管していたとして、警視庁は10日、住居、職業ともに不詳の沖山潮容疑者(45)を医薬品医療機器法違反(販売目的貯蔵)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。
この事件をめぐっては今年1月以降、組織犯罪対策5課などが別の30~40代の男7人を逮捕し、現場のアパート室内から過去最大規模となる約185キログラム(約36億円相当)の危険ドラッグや、その原料などを押収していた。同課は沖山容疑者が主導して原料を密輸入し、危険ドラッグを製造してインターネットなどで販売していたとみている。
逮捕容疑は2016年6月8日、練馬区のアパートの一室で、強い覚醒作用があるとされる指定薬物「4F―α―PVP」などを含む粉末や固体状の危険ドラッグと原料など計約185キロを販売目的で保管していたというもの。
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