「何のため、独自の判断か、要はその二点」自民・石破氏

写真・図版自民党石破派の会合であいさつする石破茂元幹事長=15日午後、東京・永田町、岩尾真宏撮影

石破茂自民党元幹事長(発言録)

財務省の決裁文書改ざん問題について)何のためにああいうことをやったのか、そして独自の判断でやったのか、要はその二点なのであり、堂々めぐりの議論をしても仕方がなく、真実は一つしかない。与党としても、きちんと明らかにしなければ。財務大臣が国際会議に出席できないことは大きな国損であって、こういうことで色んな議論が行われないことはあっていいことではない。

アメリカの国務長官が交代するのも大変なことで、どういう風なアメリカの政権の意図ととらえるべきなのか。一部で言われているアメリカと北朝鮮のディールは、我が国にとって有利なものでないとすれば、我が国はどういうふうに行動すべきかなど、国会で議論しなければいけないことは山ほどある。

だとすれば、(改ざんの)問題には与党の責任としてきちんと国民の色々な思いに応える。それは我々の責任だという思いを強く持ちたい。(都内であった石破派会合のあいさつで)

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