米南部で9歳男児が発砲、姉死亡 ゲーム機巡って口論か
米南部ミシシッピ州モンロー郡で、9歳の男児が姉(14)の後頭部に銃を発砲する事件が起きた。姉は18日、搬送先の病院で死亡した。地元メディアなどは、警察当局の話として、2人がビデオゲームのコントローラーを巡って口論になっていたと伝えた。
事件は17日午後1時ごろに民家で発生。姉がコントローラーを手放さすのを拒絶した後、男児が銃を発砲したと見られるという。
当時母親は別の部屋で昼食を用意するなど、別の子どもたちの世話をしていたという。銃はベッドの横の小型テーブルの収納部分にあったらしい。当局は、男児が銃を持ち出し発砲に至った経緯を調べている。
米国では銃を使った事件や事故が絶えない。2月にはフロリダ州の高校が銃撃され、生徒ら17人が殺害された。今月24日には首都ワシントンで銃規制を求める大規模な集会が開かれる。(ニューヨーク=金成隆一)
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