大谷翔平、「打」でも躍動 本拠デビュー弾含む3安打
一回裏エンゼルス2死二、三塁、大谷は本塁打を放ち三塁を回る=白井伸洋撮影
(3日、エンゼルス13―2インディアンス)
本拠での初出場で、大谷がやってのけた。インディアンス戦の一回2死二、三塁からのメジャー初本塁打。真っ赤なユニホームのファンが集まった観客席は、スタンディングオベーションで、「二刀流」に突き進む背番号17を祝福した。
試合前の打撃練習で右翼席中段へ運ぶなど、チーム屈指の飛距離を見せていた大谷。ソーシア監督も「ボールに対し、バットがタイミングよく、きちんと入っている」と話し、初勝利を挙げたばかりの「投」はもちろん、「打」にも大きな信頼を寄せていた。
三回も大歓声を受けて第2打席へ立つと、右前へ安打を放ち、ファンを喜ばせた。五回の第3打席は見逃しの三振だったが、八回の第4打席には中前安打し、3安打、3打点をマーク。常々「打席ではナーバスにならない」と話している通り、生き生きとバットを振った。(アナハイム=山下弘展)
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