下村氏「女性が総理になった時…」大相撲の女人禁制問題
下村博文・元文部科学相(発言録)
(京都府舞鶴市の大相撲春巡業で、土俵上で倒れた市長を救助していた女性が降りるよう求められた問題について)伝統文化より人命の方が重要だ。女性が瞬間的に土俵に上がって救助したことは国民から見たらすごいと思う。それを行司が止めることはおかしいと、ほとんどの人が思ったのでないか。なにがなんでも女人禁制というより、いろんな例外のなかで対処していくことが必要だ。
これから政治の世界も女性がどんどん出てくる。例えば、女性が総理大臣になった時、(表彰などの際に土俵に)上がれないのはいかがなものか。江戸時代は女性相撲があった。大相撲は昔から女性が土俵に上がれなかったのではなく、(上がれなくなったのは)明治以降の話だ。表彰やあいさつの時も女性が上がれないのは国民感情としていかがなものか。(フジテレビの番組で)
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