立憲、国会審議復帰を検討 柳瀬氏が面会の事実認めれば
立憲民主党の辻元清美国会対策委員長は2日午前、国会審議への復帰を検討する考えを記者団に示した。加計学園の獣医学部新設をめぐり、柳瀬唯夫・元首相秘書官(現経済産業審議官)が2015年4月に首相官邸で同学園関係者らと面会したことを認めることが条件という。
辻元氏は、柳瀬氏が面会を認める意向を固めたとする一部報道を受け、「事実なら早期に柳瀬氏に国会に来て真実をしゃべって頂く必要は強まった」「一番良いのは証人喚問だが、早く追及した方がいい気持ちもある。どこで折り合えるのか他の野党とも相談したい」と述べた。与党が提案する柳瀬氏の参考人招致に応じることで審議に復帰するか、大型連休後に野党間で検討する考えを示した。
立憲など野党6党は柳瀬氏の証人喚問などを求めて与党側と対立。先月20日から審議拒否に入り、2日も日本維新の会を除く野党欠席のまま衆院厚生労働委員会が開かれた。
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