eスポーツ、JOCが加盟慎重「子への影響」根強い疑問
格闘技やサッカーなどコンピューターの対戦型ゲームをスポーツの競技とする「eスポーツ」の団体「日本eスポーツ連合」(JeSU)が、日本オリンピック委員会(JOC)への加盟を目指している。国際オリンピック委員会(IOC)は2024年パリ五輪での採用を検討しており、JeSUは選手の将来的な国際大会派遣に備える。JOCは慎重な姿勢だ。
eスポーツを巡る動きは活発化している。2月、韓国で「平昌(ピョンチャン)五輪公認」と銘打った優勝賞金5万ドル(約550万円)の大会が開かれ、国内では5団体がまとまったJeSUも発足した。JOC加盟要件の「国内唯一の統括団体」を満たすためで、「日本のゲームを支える企業の9割が入った」(浜村弘一副会長)という。22年アジア大会(中国・杭州)では正式競技に加わる。
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