翁長知事、膵臓がんの切除公表 知事選の対応は明言せず
退院して県庁に登庁した翁長雄志知事=2018年5月15日午前10時55分、那覇市、伊東聖撮影
膵臓(すいぞう)の腫瘍(しゅよう)を切除する手術を受け、入院していた沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事(67)が15日に退院し、県庁での記者会見で、ステージ2の膵がんだったと明らかにした。秋に予定される知事選への対応は明らかにしなかった。
翁長氏は4月に入院し、2~3センチ大の膵臓の腫瘍を切除した。約1カ月ぶりとなった会見では、病状について説明。検査の結果、膵がんで、膵臓近くのリンパ節にも腫瘍が見つかり、切除したという。今後、再発や転移を抑える治療をしていく。
知事選で再選に向けて立候補するのか問われたことには「一日一日の公務をしっかりこなす。それが一番の眼目」と述べるにとどめた。
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