エンタメに生きる500系 速さ捨てた「最速」新幹線

写真・図版「博多どんたく」に参加したJR西日本公式キャラクター「カンセンジャー」。「500系こだま」型の山車に乗って登場した(2014年5月3日、福岡市、JR西日本提供)

人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の世界観をテーマにしたJR西日本山陽新幹線「500 TYPE EVA」が13日に運行を終え、夏にはハローキティをあしらった新幹線としてお目見えする。ベースの車両はもともと、JR西日本が世界最速をめざして独自に開発した500系。紆余(うよ)曲折をへて、「速さ」から「楽しさ」にその使命をかえて活躍している。

「世界最速」一躍脚光

500系は1997年3月、山陽新幹線でデビューした。当時の世界最速タイとなる時速300キロを営業運転で達成し、新大阪―博多の所要時間を2時間17分に短縮。山陽区間での平均速度はギネス世界記録にもなり、一躍脚光を浴びた。

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