その投稿、著作権侵害してない? SNSで損害賠償も
「ダウンロード違法化」など、インターネットと著作権の問題が取り沙汰されることが増えています。SNSが広まり、大人だけでなく子どもも、簡単に文章やイラストを公開できるようになりました。著作権を侵害しないために、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。
著作権教育に携わる横浜国立大学の山本光(こう)教授と東京情報大学の松下孝太郎教授は昨年、子ども向けの「やさしくわかるデジタル時代の著作権」(技術評論社、全3巻)を著した。
「運動会の応援ポスターにアニメのキャラクターを使ってもいいの?」「ブログやSNSに本の内容をのせてもいいの?」といった日常の場面に引きつけて、著作権の考え方を解説。著作権法が認めている「私的使用」の範囲や、違法でないもののモラルとしてやめた方がいいこともやさしく伝えている。
Pages: 1 2