【速報中】熊本で13人が行方不明 2人が心肺停止状態
気象庁が4日、熊本県と鹿児島県に大雨特別警報を発表しました。数十年に一度の大雨で、既に災害が発生している可能性がきわめて高いとして、命を守るための行動を呼びかけています。被害の状況などをタイムラインでお伝えします。
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上空のヘリから見た熊本
4日午前11時10分ごろ、取材にあたった上空のヘリからは、熊本県芦北町の田川地区で、土砂に押し流されたとみられる複数の住宅が確認できた。消防団とみられる人が重機などを使って救助活動にあたる様子や、心配そうに見守る人たちの姿がみられた。
球磨川が氾濫(はんらん)したとみられる熊本県人吉市では11時25分ごろ、住宅の1階部分がほとんど水につかり、屋根がかろうじて見えていた。屋根の上では4人が犬と共に救助を待ち、ボートで救助活動にあたる消防職員が近くの住宅の屋根に上がっていた。
拡大する大雨で家が水につかり屋根で救助を待つ人=2020年7月4日午前11時21分、朝日新聞社ヘリから、熊本県人吉市、吉本美奈子撮影
12:30
行方不明13人、心肺停止状態2人に
熊本県は4日、同県津奈木町で起きた土砂崩れで住宅が流され親子3人が行方不明となり、このうち2人が心肺停止状態で見つかったと発表した。3人は夫(85)、妻(83)と息子(58)。関係者によると、心肺停止状態の1人は息子とみられるという。
また県は、この親子のほか、芦北町での行方不明者が12人にのぼることも明らかにした。
12:15
工場から炎、放水で爆発の可能性も
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